競争力拠点の追加採択

Rapprocher les poles de competitivite
フランス: 首相官邸:Premier Ministre;
 フランソワ・フィヨン首相は、18件の応募に対する国土整備・競争力省間委員会での協議の結果を受け、新たに5カ所を競争力拠点として採択することを決定した。政府は、競争力拠点として2005年に67カ所を採択し、そのうち6カ所を「グローバル拠点」、9カ所を「準グローバル拠点」として位置づけ、積極的な国際展開・国際連携を推進している。その他の52カ所は、「地域クラスター」として、当面は仏国内の地域ネットワークの形成、発展に重点を置く。
 今後数ヶ月内の優先課題としては、既存の競争力拠点の評価及び重複した研究開発テーマを実施する拠点間の戦略的結び付けに対する支援が挙げられている。
 今回採択された5件は、当該分野としては初の採択となる金融産業(金融・保険)に関するパリ近郊の競争力拠点のほか、航空宇宙分野で2拠点、熱帯地域環境分野で2拠点である。
[文責:JSTパリ事務所] 2006年 7月 5日
http://crds.jst.go.jp/watcher/ File No. 221-001