新日本科学、ハーバード大と新薬開発・米に合弁

 新薬開発支援の新日本科学は、米ハーバード大学の技術を活用した新薬開発を始める。同大学と合弁で医薬品開発「ルイカ・セラピューティクス」(メリーランド州)を設立した。新薬開発に応用できそうな大学の特許をルイカ社が取得し、米国にある新日本科学の臨床試験(治験)施設を使い開発を進めていく。
 ルイカ・セラピューティクスの資本金は50万ドルで、新日本科学が85%、ハーバード大が15%を出資した。新日本科学は、前臨床試験の受託に続く事業に育てようと、新薬開発に乗り出している。大学の特許を活用することで、新たな薬の候補物質を得ることができる。
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20071031AT2E3000L30102007.html