BMBFはバイオ特区「ウルム」に総額1000万ユーロを投入

Schavan:Bioregion Ulm hat das Know-how fur Innovationen Das Bundesministerium fur Bildung und Forschung
10月26日に開催されたバイオ特区「ウルム」の10周年記念式典で連邦教育研究省(BMBF)のシャヴァン大臣は、同特区に今後3年間で総額1000万ユーロを投入し、バイオテクノロジー製品用の分離精製技術の開発を助成すると発表した。
BMBFでは、特に分離精製技術に着目しており、バイオテクノロジー製品の品質を高水準で維持するためには、遠心分離、結晶化等の向上が喫緊の課題としている。
シャヴァン大臣は同式典において、「バイオテクノロジーは革新的な医薬品開発には欠くべからざるものであり、ドイツは医薬品生産のための技術力を十分に活用しなければならない。ウルム地域の企業こそ、まさにドイツが必要とするノウハウを有している」と語った。
2007年10月26日 byデイリーウォッチャー File No. 299-004