メモ:中小企業と大企業の連携

http://www.business-i.jp/news/for-page/chizai/200705160001o.nwc
 中小企業によくあるのは「試作品しか見せられないレベルで、大企業と連携して大きな事業にしたい」という発想。「大企業と本格的な交渉をしたいならテスト用のミニプラントの実現までこぎつけていないと、大企業側での投資判断の検討対象にならない。試作機で試作品が作れても、量産ラインで成功するとはかぎらないからだ」と説く。
 「中小・ベンチャー企業はミニプラント実現前のレベルでの発想、大企業はミニプラントでの実証後の発想で話を始めるので、両者の話がまったくかみ合わない場合が多い。投資判断の対象になって初めて大企業は中小企業の特許についていくらでライセンスを受けるか交渉を始める。ミニプラント実現というステージまでこぎつくことは大変な作業だが、この溝を埋めるための中小企業支援が欠けているのではないか」。