参考/抜粋

 今の若者は、一個人としての人間性や人格が備わる前から、消費者としての意識ばかりが偏って成長しがちです。働いた経験は乏しいのに、店員の接客態度に対する目は非常に肥えています。それでいて、興味関心のすべてが自分に向けられており、満たされないことがあれば自分を不幸な存在だと思い込みやすい。
 だから、就職してからの下積みや、やりたくない仕事に耐えられなくて長続きしないのです。若者に期待や安心を与えられない社会構造の問題が根底に横たわっているとは思いますが、若者個人には自助の精神を養ってもらわないといけません。
「キャリア教育者の大学ぶっちゃけ話 」日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111209/224992/?P=4