メモ/フリードリックス

「フリードリックスという数学者が「国際的に鈍いので有名」(森毅+論楽社『ゆかいな参考書』径書房、1985年――なつかしいなあ)。彼はいろいろ説明しても鈍い。わからない。「耄碌したか」と思っていたら、3年くらいして表層だけではなく、本質を理解している。わかりかたにコクがあるんだ。
 職人に必要なのは、運・鈍・根(と言う)。鈍が入っているのは、「頭の強い」ひとがどんな場にも必要であったからだ。
 わからんことを器用にわかったことにせず、何十年も蓄えていく「強さ」は必要。親問題に立ち向かうには、そういう「強さ」が大切。」
論学者ほっとニュース 2018.08.30
連載コラム「いまここを生きる」(第323回)劣化の理由

Ken ITO 伊東 乾

「「方代流し」かたしろながし と 読みますが 人形のようなものを作り 簡単な舟に浮かべて川に流すことで 罪穢れが流され 清められ祓われる という 典型的な日本の土着アニミズムがあり、そうした心性は現代人の深層にも残っている面が残念ながらあることが海外との議論で浮き彫りになります」@itokenstein 9月8日
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