研究・技術計画学会
じつは生の米倉誠一郎さんを見るのは初めて。非常に印象的。
研究・技術計画学会_131027にて。
・契機は戻らない。成長のあるところ(中国、インド、ロシア・・・)へ行く。
・皆が同じ産業で切磋琢磨すれば、技術力はあがっても利益率は上がらない。にもかかわらず、「失われた時代」にリストラで利益率を上げてしまった。
・(日本は)脱原発・脱炭素社会のリーダー(たりえる)
分権化された都市国家を築き、これまでの半分のエネルギーで・・・
日本はこの夏30%の省エネを達成する・・・ビジョンにはそもそも根拠がない。JFKが「易しいからではない。困難だからだ」と、アポロ計画を発表したように。
・供給サイドと需要サイドのダブルイノベーションを。
(特に)需要サイドのイノベーションを加速すべきで、本格的ICTの出番(ICT、センサー、省エネ、ビックデータ)。
・スマートグリッドはお家芸。
●●は、「PCで△△億、携帯で・・・そしてスマートグリッドは無限大」と表現していた。
千葉の海岸を埋め立ててコンビナートを作った江戸英雄の発想を評価していたが、
失われたもののことを考えると、とても賛意できない。そこは後藤新平と事情が異なるし、ラスベガスとも異なる。
シリコンバレーはどうなのだろう。一時期大気汚染なども問題になっていたはずだが。
そうなると、アポロだって、新幹線だって、という話になるが。いや、失われたものがお金だけなら、問題は異なる。