Smips全体セッション
やはり、長いスパンでオースティンという地域を捉えたお話でしたので、いろいろな取り組みの積み重ねによって今がある、というのがよくわかりました。
それらの取り組みは、うまくいったものもあり、失敗したものもあり、あるいは最初はうまくいったけれども、後にはというものもあり、逆もあり、そして、政策的なものもあり、スピンオフなどもありで、多様です。
けれども、それらが無駄になったわけではなく、まるで先人の肩の上に新たな研究が花開くように、文脈を形成しているようです。
そうなると、地域が「思い」を一貫して保持し続けられているということがすごいのかも。
それにしても、保守的なテキサス大学でコズメツキーが活躍し、保守的なIBMオースティンからチボリが生まれ、ナショナルプロジェクトからもスピンオフが生まれ、保守的なテキサスから開放的で寛容なオースティンという都市が育ったのだとすれば、興味深いですね。