メモ/COVID-19と大きな政府

「グローバルに有識者全体が、現在のCOVID-19に対してだけでも、米国も、各国政府も共和党型の『小さな政府』政策で太刀打ちできないことは、分かり切っています。

だけだと思ったら、

「加えて経済破綻が必ず発生します。2020~21年にかけて発生する、最初の『コロナ恐慌』がどの程度のもので収まるか、まだ誰も見通すことはできません。

 可能性としては『コロナ恐慌』によってグローバル経済が極度の疲弊に見舞われるリスクが現実に懸念されます。

 ここで採るべき施策は、91年前の世界大恐慌に対して、米国民主党フランクリン・ルーズベルト政権や、英国のマクドナルド挙国一致政権が打ったような賢明な財政出動、端的に言うなら、英国の生んだ経済の知性、ジョン・メイナード・ケインズが構想した『ニューディール』政策を更新するような『ウイルス・ニューディール』とでも呼ぶべき、科学的・理論的な裏づけを持つ政策でしょう。」

ということか。

(伊東乾「2024年米女性大統領に向けて動き出した世界」JBpress 2020年11月10日付け)より